FDによるブート、fdiskでパーティションの設定
以下で説明する画面のイメージは実際とは異なっています。スクリーンショットがとれないので・・・あくまでもイメージです。
実際の例は以下のようになります。(Plamoのサイトにあるインストール画像を拝借しました・・・それをPC-98x1用に訂正してます。)
基本的には選択欄にある項目を「↑、↓」のキーで選択し<OK>を押すというような感じです。
左のはインストール開始時に表示されるものです。
では、Goです。
●電源をONにします。
●「bootdsk」のFDをFDDに挿入します。FDから読み込みを開始します。
この間にインストール用のCDも忘れないようにセットしておきました。(後の段階でCD挿入の案内があります)
少しだけ待つと「rootdsk」を挿入するよう表示します。
●「rootdsk」のFDをFDDに挿入して「Enter」を押します。
ブートローダ「grub98」を表示しますので、「Plamo Linux(98)」を選択「Enter」を押します。
ペンギンさんの絵と色んなメッセージを表示しながらしばらく待つと「login : 」プロンプトを表示します。
●login : プロンプトに root と入力し「Enter」を押します。
login : root [Enter]
すぐに # プロンプトを表示します。
●# プロンプトで setup と入力します。
# setup [Enter]
そうするとセットアップメニューを表示します。
セットアップメニュー
fdisk fdiskでLinux用パーティションを作成
install Plamo Linux インストール開始
exit いったん終了
<OK> <Cancel>
●「fdisk fdiskでLinux用パーティションを作成」を選択します。・・・・・・Plamoを入れるパーティションを作っていないので!
そうするとディスク選択メニューを表示しました。(下のXXXXXの値は忘れました)
複数のディスクがあればそれも表示するのでしょうね!
HDD selection
どのディスクを初期化しますか?
/dev/hda 8 heads 17 sectors XXXXX cylinders
quit
<OK> <Cancel>
ここで、該当のを選択すると「パーティション管理」になります。
メモ:
今回はPC-NETから3.2GのHDDを購入しました。この作業を始める前に「MS-DOS 6.2」の「format /h」でHDDを初期化だけしました。
HDDは3.2G以下を使った方がよいみたいです。
最初、4.3Gでやったのですがインストール直後の reboot ではちゃんとgrubを表示してHDDから起動しますが、shutdownして電源をOFFにし、しばらくした後に起動するとHDDにアクセスするのですが、そのアクセスの仕方が「不良セクタ」があるようにカタカタと動いて「システムディスクをセットしてください」になってしまいました。
仕方がないので「(救済用の)ブートFD」でブートするとHDDのファイルがread errorになってしまいます。
これのために、何回もインストールしました。
32MをMS-DOS領域、残りをPlamo Linux領域にしてやってみたりもしました。
4.3Gでだめなのが分かったのは、購入したHDDが不良だったのかと思い「MS-DOS 6.2」で初期化、領域確保、スキャンディスク、セクタ検査をしたのですが異常なしでした。
ここで、それまで装着していた1.6GのHDDを装着してPlamoをインストールしてみたのです。
そしたら、問題なく動いたし、電源再投入してもgrub表示しHDDから起動しました。
このままで行こうかな?とも思いましたが1.6Gにはお勧めパッケージのうち「KDEを除くパッケージ」をインストールしていました。
KDEを含んだパッケージをインストールしようかとも考えましたが、そうなるとディスクの残りがほとんど無いことになるので、3.2GのHDD購入に踏み切ったわけです。
いやー最初から3.2G買っとけばよかったなー、4.3Gの壁がこんなふうになるとは・・・・・・
●パーティションの作成
説明が雑かな?実際にやってみるとよくわかります。
今回は「スワップパーティション」を「hda1」として256Mbyte、「一般の領域」を「hda2」として残り全部指定しました。
/homeとかを別パーティションにしてもよかったのですが、実験なので「まぁーいっかぁ」です。
「パーティションの管理」ではプロンプトで 「h」を入力するとコマンドの説明が表示されます。
まぁ、n : パーティションの追加、d : パーティションの削除、w : パーティションの書き出し くらいでいいでしょう。
おおまかな流れとしては・・・・作成する領域(0:一般[Linux native]、1:スワップ[Linux swap])ごとに開始シリンダ、終了シリンダの指定を行い、作成した領域の確認および領域の書込みです。
終了シリンダの指定では、容量で指定もできます。例えば +250M とすれば 250Mbyte確保することになります。
はじめにスワップ、次に一般領域と作成しました。
左のような感じですね!
後でディスク操作のお勉強するので、これでいいかーです。
雑談:間違っていたらごめんなさい!
Linuxのスワップ領域(Windowsでもそうかと・・・・)の役割は、メモリで処理しきれなくなった分をディスクに逃がして処理するのだそうです。
ですので、メモリ搭載量によってある程度の大きさにしておく必要があります。
FreeBSDでは、前記の目的だけでなく、処理の一部をスワップ領域にあげといて次の処理の時に実ディスク領域からでなくスワップ領域からのもので実行することにより負荷の軽減と速度向上(維持?)を図っているとのことです。
・・・・なんか変?表現違うかな?
●パーティション情報の書き込み
pで領域確認しました。hda1はアクティブ、hda2はブート可・アクティブであることが確認できました。
そして、w でパーティション情報を書き込みしました。
少し待つと「セットアップメニュー」に戻りました。