4. 通信確認

最終更新日:平成15年07月25日(金)


以下のように設定しました。
ここも結構試行錯誤しました。

●接続PCのネットワーク設定(192.168.2.1収容のPC:Windows98SE TCP/IPのプロパティ)
 ※192.168.1.1 側のPC設定は変更無しです。

1.IPアドレス
IPアドレスの設定です。
2.ゲートウェイ
ゲートウェイの設定です。
3.DNS設定
DNS設定です。

●通信確認

通信確認図です。
1.192.168.2.2 から 192.168.1.1, 192.168.1.4, 192.168.1.13へのping応答確認・・・・・・・・・OK

 実は、最初にこのテストをした時 192.168.1.1と192.168.1.4へはpingの応答が無かったのです。
 そこで、実験的に192.168.1.4のゲートウェイを192.168.1.13に設定したら 192.168.2.2から192.168.1.4へのping応答がOKになったのです。しかし、これでは192.168.1.1に収容のPCはIPMATEを含めて全て192.168.1.13にゲートウェイ設定しなければならなくなります。
これはおかしい、何か他にあるぞ・・・・・と思い調べていくうちに IPMATE が怪しいぞ!と思ったのです。
そして、IPMATEのマニュアルを久しぶりに見ました。
そしたら「LAN情報」→「ダイナミックルーティング情報」→「RIP送信・受信」の設定があり、ディフォルト:OFFなのです。
これを「ON」にして設定反映したら即ping応答がOKになりました。
[ちょっと学習]・・・・・・IPMATEマニュアルより!
●RIP機能とは
 RIP(Routing Information Protocol)は、TCP/IPネットワークで最も広範囲にわたって利用できるルーティングプロトコルです。定期的にルーティング情報を広報し、他のルータから受信した情報にもとづいて新しい経路を構築します。ルーティング情報にはホップ数(IPルータ経由数)を含み、送信経路として最小ホップ数で到達する経路を選択します。RIPバージョン2(RIP V2)では情報としてネットマスクも含まれます。
【補足】(平成15年7月25日[金])

「フレッツADSL」導入により買った"モデム内蔵ブロードバンド・ルータ"にはRIP機能がありませんでした。
案の定、この状態では192.168.2のネットワーク上からはインターネットの閲覧どころか192.168.1上にある共有ファイルのメンテナンスすらできません。
そこで、購入したルータのルーティング・テーブルの設定を次のようにしました。

    ※宛先ネットワーク : 192.168.2.0
    ※サブネットマスク : 255.255.255.0
    ※ネクストホップ  : 192.168.1.13

これで両方のネットワークから相互にpingが通りましたし共有ファイルへのアクセスが可能になりました。。
しかし、これだけではインターネットの閲覧はできません。ipマスカレードを有効にしてあげないといけないのです。
192.168.2のネットワークをipマスカレード有効に追加してOKでした。
2.192.168.1.4 から 192.168.2.1, 192.168.2.2 へのping応答確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・OK
3.192.168.2.2 から 192.168.1.8 のコンピュータ検索と共有の確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・OK
コンピュータの検索です。
共有名です。
4.192.168.2.2からインターネットのホームページ閲覧およびメール送受信確認・・・・・OK

以下はFreeBSDルータの通信状況です。

netstat -r です。

本当に、快調・快適に動いています。
勉強にもなってよかったです。


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