初期設定

Neonメールサーバーのインストール後、..\NeonMail\conf\ConfNeon.iniというファイルが有る事を確認してください。初期設定は「ConfNeon.ini」をテキストエディターで設定することによりメールサーバーの起動が可能です。もし運用途中で以下の設定変更する場合は設定後メールサーバーの再起動を行ってください。

OSがNT、2000、XP以外の場合は「Neon.exe」をダブルクリックで起動し終了させる場合は表示されているタスクバーを右クリックで閉じるかタスクマネージャーで終了させてください。


各設定説明

DnsServerName
DNSサーバー名(ネームサーバー)またはIPアドレスを指定します。ここではインターネットを使って外部のメールサーバーに送信する場合に必要な設定です。

例)ドメインが「xxxx.co.jp」、DNSサーバーのコンピューター名が「dns」とする場合
 DnsServerName = dns.xxxx.co.jp

例)構内LANだけで使用するなら、メールサーバーのコンピューター名「dns」を指定する
 DnsServerName = dns
MailAddrServerName
メールサーバーのIPアドレスか名前を指定します。
例) MailAddrServerName = 192.168.33.1
例)ドメインが「xxxx.co.jp」、メールサーバーのコンピューター名が「dns」とする
 MailAddrServerName = dns.xxxx.co.jp

例)構内LANだけで使用なら、メールサーバーのコンピューター名「dns」を指定する
 MailAddrServerName = dns
MyMailAddr
メールアドレス@から以降(ドメイン)を指定します。
例)ドメインが「xxxx.co.jp」の場合
 MyMailAddr = xxxx.co.jp
例)構内LANだけで使用なら自由に命名できます。 「usr1@xxxx.com」として使用するなら
 MyMailAddr = xxxx.com
SMTP_port
SMTPで使用するポート番号を指定します。通常は25です。
POP3_port
POP3で使用するポート番号を指定します。通常は110です。
REMO_port
telnetでリモートメンテするうえで使用するポート番号を指定します。初期値は999ですが任意の番号を使用してください。
できるだけ、リモート操作で使用するPORT番号は外部(インターネット)から使用できないように塞いでください。
Trans_time
メール再送時間、間隔は時間(HOUR)数を指定します。初期値は3です。
設定できる数値は0.1 〜 24です。0.1は6分です。1は60分です。
あまり小さい数値を設定するのはお勧めできません。出来れば1時間毎とか初期値の3時間毎がいいでしょう。
Trans_sendtime
送信不能だったメールの再送回数を指定します。初期値は12です。
再送回数を超えた場合はエラーメールと成り送信者へ通知されます。
Keep_Post
ローカルユーザーの送信データを保存するか否かのフラグ。保存する場合はtrueを保存しない場合はfalseを指定します。初期値はfalseです。
PopBeforeSmtp
スパムメール対策でローカルユーザーがメール送信する場合、前もってPOP3でユーザー認証を行ってからSMTPを利用するようにできます。POP3での認証はAPOPにも対応していますのでAPOP認証してSMTPを使用するとセキュリティーが堅強でしょう。POP before SMTPを使用する場合はtrueを使用しない場合はfalseを指定します。初期値はfalseです。
注意:メールクライアントソフトがPOP before SMTPに対応していないと正常に運用できません。