■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ ■ MOS/MOUシリーズユーティリティに関する情報 ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ このたびは弊社製MOディスクドライブ(MOS/MOUシリーズ)をご使用いただき、 誠にありがとうございます。 このファイルではドライバ/ユーティリティのインストール方法、使用方法の概要が 記載されています。 ご使用前にお読みください。 目次 1. DOS/Windows3.1に関する情報 1−1.インストール ■インストールの概要 ■バックアップディスクの作成 ■インストール手順 ■エラーメッセージが表示された場合 ■インストール実行結果 ●インストールされるファイル ●CONFIG.SYSの変更内容 ●AUTOEXEC.BATの変更内容 1−2.Windows3.1からのアップグレード ■設定手順 ■Windows95へのアップグレード時の注意 1−3.MOディスクのフォーマット ■フォーマット手順 ■エラーメッセージの一覧 1−4.MOキャッシュコントロールユーティリティの設定 1−5.MOディスクからの起動(PC-9821/9801シリーズのみ) 1−6.付属ドライバリファレンス ■ASPI用デバイスドライバ(MELMOU.EXE) ■PC-9821/9801シリーズBIOS用デバイスドライバ(MELMO98B.EXE) ■MOキャッシュ設定ユーティリティ(MOCACHE.EXE) ■ドライバ削除ユーティリティ(RMVDOSSC.EXE、RMVDOSSC.DEF) 1−7.困ったときは ■インストーラが正常に起動しない(SCSI機器を検索中にシステムが停止する)/ ドライバをインストール後、パソコンが正常に起動しない ■MS-DOS 6.2/VのSCANDISKを実行するとエラーメッセージが表示される 2. Windows95/98/Me/WindowsNT4.0/2000に関する情報 2−1.インストール ■インストールの概要 ■インストールされるファイル 2−2.MOキャッシュコントロールユーティリティ 2−3.MOフォーマット ■標準 ■完全 ■ボリュームラベル ■ディスクチェック 2−4.MOコピー ■パーシャルコピー 2−5. ダストシュート ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ ■ 1. DOS/Windows3.1に関する情報 ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ここでは、DOS/Windows3.1用ドライバ・フォーマッタのインストール方法や、MOディ スクのフォーマット方法などを説明しています。 表記はDOS/V機を例に記載しています。PC-9821/9801シリーズをお使いの方は、一部 表記が異なります。 DOS/V機の例 フロッピーディスクドライブ = A:、起動ドライブ = C:、[Enter]キー PC-9821/9801シリーズの例 フロッピーディスクドライブ = C:、起動ドライブ = A:、[RETURN]キー ---------------------------------------------------------------------------- 1−1.インストール ---------------------------------------------------------------------------- 《注意》 ・Windows3.1が起動している時は終了させ、DOSのコマンドプロンプトでインストー ルしてください。 ・Windows3.1のMS-DOSプロンプトからはインストールできません。 ■インストールの概要 フロッピーディスクドライブに「MOS/MOUシリーズユーティリティ」を挿入し、SET UP.EXEを実行します。 インストーラが自動的にユーザーの使用環境を判別し、環境に合わせたドライバを 登録します。 ここでは、インストーラがどのように使用環境を判別しているかを説明します。 *-------------------------------------------------------------------------* | インストーラを実行する | *-------------------------------------------------------------------------* ↓ *-------------------------------------------------------------------------* |インストーラが自動的にパソコンの機種(DOS/V機かPC-9821/9801か)を判別する| *-------------------------------------------------------------------------* | | | DOS/V機の場合 | PC-9821/9801シリーズの場合 | ↓ | *-----------------------------------------------* | | MOをASPIとBIOSのどちらで認識させているかを | | | インストーラが自動的に判断する | | *-----------------------------------------------* | | | | | ASPIによる認識 | BIOSによる認識 ↓ ↓ ↓ *----------------------------------* *----------------------------------* | ・CONFIG.SYSにMELMOU.EXEが登録 | | ・CONFIG.SYSにMELMO98B.EXEが登録 | | される(競合する記述が存在する | | される(競合する記述が存在する | | ときは、その記述が削除される) | | ときは、その記述が削除される) | | | | | | ・CONFIG.SYSに、LASTDRIVE=Zという| | ・CONFIG.SYSに、LASTDRIVE=Zという| | 記述が追加される | | 記述が追加される | *----------------------------------* *----------------------------------* ※ASPIとBIOSが両方存在する場合は、BIOSが認識されます。 ■バックアップディスクの作成 《注意》 ・インストールの前に、必ず「MOS/MOUシリーズユーティリティ」のバックアップデ ィスクを作成してください。 (1) 周辺機器(MOドライブを含む)→パソコンの順に電源スイッチをONにし、DOSの コマンドが入力できる状態にします。 (2) フロッピーディスクドライブに、未使用のフロッピーディスク(2HD)を挿入し ます。 (3) C:\>FORMAT A: [Enter]と入力します。  ̄ ・下線部にはフロッピーディスクドライブのドライブ名を入力します。 (4) フロッピーディスクドライブに「M O Sシリーズドライバディスク」をセットし ます。 C :\>DISKCOPY A: A: [Enter]と入力します。  ̄  ̄ ・下線部にはフロッピーディスクドライブのドライブ名を入力します。 (5) 「ドライブA: に受け側ディスクを入れてください:」というメッセージが表示 されたら、(3)でフォーマットしたフロッピーディスクを、フロッピーディスク ドライブに挿入し、[Enter]キーなど任意のキーを押します。 以上でバックアップディスクの作成は完了です。 「MOS/MOUシリーズユーティリティ」は大切に保管してください。 以後の作業には、バックアップディスクを使用してください。 ■インストール手順 MOドライブをパソコンに取り付けた後、起動ドライブにMOドライバを組み込みます。 ※インストールを実行する前に、MOドライブをパソコンに取り付けておいて下さい。 ※インストールの途中でエラーメッセージが表示されたときは、「■エラーメッセー ジが表示された場合」を参照してください。 (1) 周辺機器(MOドライブを含む)→パソコンの順に電源スイッチをONにし、DOSの コマンドが入力できる状態にします。 (2) フロッピーディスクドライブに、「MOS/MOUシリーズユーティリティ」をセット します。 (3) C:\>A: [Enter]と入力します。  ̄ ・下線部にはフロッピーディスクドライブのドライブ名を入力します。 (4) A:\>SETUP [Enter]と入力します。 ・インストーラが起動し、自動的にパソコンの機種が判別されます。 続いて、パソコンに接続されているSCSI機器が自動的にチェックされます。 SCSI機器のチェックが終了すると、SCSI機器の接続状態とインストール方法選択 画面が表示されます。 ◇PC-9821/9801シリーズの場合 起動ドライブ名の入力画面が表示されます。 ドライブ名を入力して[RETURN]を押します。 (5) [1 自動設定]にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押します。 ◇[2 ファイルのコピーのみ]を選択した場合 CONFIG.SYSやAUTOEXEC.BATは変更されません。 (6) MOドライバを登録するドライブ名とディレクトリ名を入力し、[Enter]キーを押 します。 ・初期設定は起動ドライブの\MELMOです。 (7) 「インストールは正常に終了しました。(以下略)」というメッセージが表示されたら、 [Enter]キーなどの任意のキーを押してDOSのコマンドプロンプトに戻ります。 ◇競合するドライバが見つかった場合 インストーラは自動的に競合するドライバを削除します。 画面のメッセージを確認して、[Enter]などの任意のキーを押してください。 以上でインストールは完了です。 MOドライブはパソコンの再起動後に使用できるようになります。 ■エラーメッセージが表示された場合 エラーメッセージによって対処方法が異なります。 表示されたエラーメッセージに応じて次のように設定してください。 ・ASPIマネージャが登録されていないときに表示されるエラーメッセージ [エラーメッセージ]....ASPIマネージャが見つかりません。 お使いのSCSIインターフェースに付属のASPIマネージャを組み込んでか ら実行してください。 [対処方法]............ASPIマネージャをCONFIG.SYSに組み込んでパソコンを再起 動した後、再度インストールしてください。 ・MOドライブが接続されていない、もしくは電源が入っていない時に表示されるメッ セージ [エラーメッセージ]....MOドライブが見つかりません。 ・ドライブの電源が入っていることを確認してください。 ・ケーブルが正しく接続されている事を確認してください。 [対処方法]............メッセージに従って設定をしてください。 ■インストール実行結果 ●インストールされるファイル インストール時に指定したディレクトリに次のファイルが転送されます。 ・MELMOU.EXE(ASPIで認識されている場合のみ) ・MELMO98B.EXE(PC-9821/9801シリーズで640MB以上のMOドライブを使用しており、 BIOSで認識されている場合のみ) ・MELMOFMT.EXE ・RMVDOSSC.EXE ・RMVDOSSC.DEF ・MOCACHE.EXE(コニカ製の640MBのMOドライブを使用している場合のみ) ●CONFIG.SYSの変更内容 CONFIG.SYSの変更内容は、MOドライブの認識方法によって異なります。 ※変更前のCONFIG.SYSはCONFIG.MO0として保存されます。  ̄ ̄ (変更するたびに、下線部は.MO0、.MO1、.MO2….MO9と変わります。) ・MOドライブをASPIドライバで認識させている場合 CONFIG.SYSの最終行に、次の記述が追加されます。 DEVICE=C:\MELMO\MELMOU.EXE  ̄ ̄ ̄ ̄ LASTDRIVE=Z ※下線部はインストール時に指定したドライブ・ディレクトリです。 ※通常は「MELMOU.EXE」の記述に続いて、環境によって異なるオプションスイッチ が記述されています。 ・MOドライブをBIOSで認識させている場合 640MB以上のMOドライブを使用しているときは、CONFIG.SYSの最終行に次の記述が 追加されます。 DEVICE=C:\MELMO\MELMO98B.EXE  ̄ ̄ ̄ ̄ LASTDRIVE=Z ※下線部はインストール時に指定したドライブ・ディレクトリです。 PC-9821/9801シリーズ用のSCSIインターフェースボードBIOSはMOドライブに対応し ているため、MOドライブをブート(起動)ドライブとして扱えます。【「5.MOデ ィスクからの起動」参照】 ●AUTOEXEC.BATの変更内容 ※変更前のAUTOEXEC.BATはAUTOEXEC.MO0として保存されます。  ̄ ̄ (変更するたびに、下線部は.MO0、.MO1、.MO2….MO9と変わります。) AUTOEXEC.BATに次の記述が追加されます。 PATH=C:\MELMO\;%PATH%  ̄ ̄ ̄ ̄ ※下線部はインストール時に指定したドライブ・ディレクトリです。 ---------------------------------------------------------------------------- 1−2.Windows3.1からのアップグレード ---------------------------------------------------------------------------- Windows3.1からWindows98/95へアップグレードしたときは、次の手順でDOS用のMOド ライバをCONFIG.SYSから削除してください。 ■設定手順 (1) Windows98/95を起動して[スタート]−[ファイル名を指定して実行(R)]を選択します。 [名前(O):]に、次のように入力し、[OK]ボタンをクリックします。 C:\MELMO\RMVDOSSC.EXE  ̄ ̄ ̄ ̄ ※下線部には、MOドライバをインストールしたドライブ・ディレクトリを入力し ます。 (2) [コンピュータの起動ドライブ(D)]で起動ドライブを指定し、[OK]ボタンをク リックします。 (3)[はい(Y)]ボタンをクリックします。 以上で設定は終了です。 ■Windows95へのアップグレード時の注意 DOS/Windows3.1環境にWindows95を上書きインストールする場合、Windows3.1で使用 していたwinaspi.dllファイルがWindows95のインストールするwinaspi.dllファイル より日付が新しいと、「バージョンの競合」画面が表示されます。この場合は必ず [いいえ(N)]ボタンをクリックして、Windows95がインストールするwinaspi.dllフ ァイルを使用してください。 ---------------------------------------------------------------------------- 1−3.MOディスクのフォーマット ---------------------------------------------------------------------------- ■フォーマット手順 (1) 次のように入力して、ドライバをインストールしたディレクトリをカレントディ レクトリにします。 例)Cドライブの\MELMOにインストールした場合 A:\>C: [Enter] C:\>CD MELMO [Enter] (2) 次のように入力して、フォーマッタ「MELMOFMT」を起動します。 C:\MELMO>MELMOFMT [Enter] パソコンに接続されているSCSI機器が検索されます。 ・次の起動オプションを指定して「MELMOFMT」を起動することもできます。 /Q 複数台のMOドライブが接続されている場合は、1台目 のMOドライブをフォーマットの対象とします。 /V="<ボリュームラベル>" デフォルトのボリュームラベルを指定します。 (最大半角英字1 1文字) /P 物理フォーマットを行う設定をデフォルトにします。 /N キー入力や画面表示などを行わずにフォーマットし ます。すべてデフォルトの設定が選択されます。 複数台のMOドライブが接続されている場合は、1台目 のMOドライブをフォーマットの対象とします。 ◇複数台のMOドライブを接続しているとき ドライブの選択画面が表示されます。[↑][↓]キーを押してフォーマットする ドライブを選択し、[Enter]キーを押します。 (3) MELMOFMTのメイン画面が表示されます。フォーマットの条件を設定します。 選択したMOドライブのドライブ名、SCSI-ID、容量が表示されます。 設定できる項目は次のとおりです。 ・[ボリュームラベル].......MOディスクの名称を設定できます。必要に応じて 入力してください。(最大半角英字11文字まで) ※/Vオプションでも同様に指定できます。【「■ フォーマット手順」参照】 ・[物理フォーマット].......通常のフォーマット(論理フォーマット)を行う 前に物理フォーマットを[する]、[しない]を設定 できます。 ※/Pオプションでも同様に指定できます。【「■ フォーマット手順」参照】 (4) フォーマットの条件を設定したら、[処理]の[フォーマット実行]にカーソル を合わせ、[Enter]キーを押します。 フォーマットが始まります。 (5) 以降は画面のメッセージに従って操作してください。 ■エラーメッセージの一覧 ・ASPIマネージャがないとき(DOS/V機のみ) 「SCSI-MOドライブがありません。」 ・MOドライブが接続されていないとき 「SCSI-MOドライブがありません。」 ・MOディスクが書き込み禁止になっているとき 「このメディアは、ライトプロテクトされています。」 ・無効なボリュームラベルを入力したとき 「ボリュームラベルには、以下の文字は使用できません。」 --------------------------------------------------------------------------- 1−4.MOキャッシュコントロールユーティリティの設定 --------------------------------------------------------------------------- 弊社製MOS/MOUシリーズは、書き込み性能を向上させる「ライトキャッシュ機能」を 内蔵しています。 MOシリーズのキャッシュ機能は、出荷時は有効(ON)に設定されています。 コニカ製の640MBのMOシリーズでは、本ドライバディスクに収録されているキャッシ ュコントロールユーティリティを使用して、ライトキャッシュを無効(OFF)に設定 できます。 《注意》 ・ライトキャッシュの設定は、必ずMOディスクをMOから取り出してから行ってくだ さい。 ・ライトキャッシュの設定は、コニカ製の640MBのMOシリーズでのみ行えます。 (1)「MOS/MOUシリーズユーティリティ」をインストールします。【「1.インスト ール」参照】 (2) DOSを起動し、次のように入力します。 C:\MELMO>MOCACHE [Enter]  ̄ ̄ ̄ ̄ (下線部には、MOドライバをインストールしたディレクトリを入力します。) (3) 次の画面が表示されます。 *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* | HA ID デバイス 状態 | | --------- ---------------- ------ | | 0 6 KONICA OMD-XXXX WC=0 | *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* 各項目の内容は次のとおりです。 [HA]...........ホストアダプタ(SCSIインターフェースボード)の番号が表示されます。 1枚目のホストアダプタの場合の表示:0 2枚目のホストアダプタの場合の表示:1 [ID]...........MOのSCSI-ID番号が表示されます。 [デバイス].......認識されたデバイスが表示されます。 ※640MB以上のMO以外のSCSI機器も表示されますが、ライト キャッシュの設定はできません。 [状態]...........ライトキャッシュの有効/無効を表します。 WC=0 ライトキャッシュ無効(OFF) WC=1 ライトキャッシュ有効(ON) (4) ライトキャッシュを有効(ON)にするときは、次のように入力します。 C:\MELMO>MOCACHE @06 -WC1  ̄ ̄ ̄ ̄ --- ---- | | | -WC1:ライトキャッシュ有効(ON) | -WC0:ライトキャッシュ無効(OFF) | 0:ホストアダプタ番号 6:MOのSCSI-ID番号 (下線部には、MOドライバをインストールしたディレクトリを入力します。) ※設定後、パソコンを再起動する必要はありません。 また、設定内容はMOの電源スイッチをOFFにした後も保持されます。 --------------------------------------------------------------------------- 1−5.MOディスクからの起動(PC-9821/9801シリーズのみ) --------------------------------------------------------------------------- MOディスクからDOSを起動するときは、次の操作が必要です。 ※DOS/V機では、MOディスクからパソコンを起動することはできません。 ・MOディスクのフォーマット後、必ずMOディスクにシステムを転送してください。 入力例)SYS A: D: [RETURN]  ̄  ̄ | | | MOドライブのドライブ名を入力してください。 | 起動ドライブのドライブ名を入力してください。 ・DOSのSWITCHコマンドで、BOOT装置を「標準」に設定してください。 ・システムを転送したMOディスクをMOドライブに挿入してからパソコンを起動してく ださい。 《注意》 ・弊社製IFC-NN/NS/92S/SC(Y)以外のSCSIインターフェースを使用しているときは、 SCSIインターフェース側の設定が必要です。 --------------------------------------------------------------------------- 1−6.付属ドライバリファレンス --------------------------------------------------------------------------- 「MOS/MOUシリーズユーティリティ」に収録されているドライバの詳細を説明してい ます。 ■ASPI用デバイスドライバ(MELMOU.EXE) ASPIマネージャを使用してMOドライブを使用可能にするドライバです。 ・DOS/V機、PC-9821/9801シリーズに対応しています。 ・ロジカルユニット番号(LUN)に対応しています。 ・オプションスイッチ一覧 /I MOドライブを検索するSCSI-IDを指定します。 例)/I13(SCSI-ID1と3を検索します。) /L LUNを検索するSCSI-IDを指定します。 例)/L24(SCSI-ID2と4のLUNを検索します。) ■PC-9821/9801シリーズBIOS用デバイスドライバ(MELMO98B.EXE) PC-9821/9801シリーズのDISK BIOSで認識しているMOドライブで、640MB以上のMOディ スクを使用可能にします。 ■MOキャッシュ設定ユーティリティ(MOCACHE.EXE) コニカ製の640MBのMOドライブの、内部キャッシュの有効/無効を切り替えられます。 使用方法は、「4.MOキャッシュコントロールユーティリティの設定」を参照してく ださい。 ■ドライバ削除ユーティリティ(RMVDOSSC.EXE、RMVDOSSC.DEF) DOS/Windows3.1環境でMOドライバを使用した後にWindows98/95へアップグレードした 場合は、DOS用のMOドライバを削除する必要があります。 Windows98/95へアップグレード後、Windows98/95用のドライバをインストールする前 にDOS用のMOドライバを削除してください。【「2.Windows3.1からのアップグレー ド」参照】 ・ドライバ削除ユーティリティを実行すると、CONFIG.SYSから次のファイルが削除さ れます。 DOS/V機、PC-9821/9801シリーズ共通... MSDRVR.SYS、REXDISK.SYS、MELMOU.EXE DOS/V機のみ......................... ASPI6x60.SYS、ASPI5536.SYS、ASPI5537. SYS、ASP36537.SYS、ASP36536.SYS、 ASPDBK36.SYS、ASPDBK37.SYS PC-9821/9801シリーズのみ............ MO640MB.SYS、ASPINEC.SYS、ASPI9836. SYS、ASPI9837.SYS、SS9836.SYS、 SS9837.SYS、MELMO98B.EXE --------------------------------------------------------------------------- 1−7.困ったときは --------------------------------------------------------------------------- MOドライブがDOS/Windows3.1で正常に動作しないときの対処方法を説明しています。 ■インストーラが正常に起動しない(SCSI機器を検索中にシステムが停止する)/ ドライバをインストール後、パソコンが正常に起動しない DOS/V機でDOS/Windows3.1をお使いの場合、次のバージョンのEMM386.EXEが使われて いるか確認してください。 ・Microsoft製MS-DOS EMM386.EXE .........バージョン4.49以降 ・IBM製PC DOS EMM386.EXE ...............バージョン4.50以降 上記以外のバージョンを使用していると、MOドライブへのアクセス中に正常に動作し なくなることがあります。 MOドライブを使用する前に、必ずEMM386.EXEのバージョンを確認してください MS-DOSの場合、このバージョン以前のEMM386.EXEについて、マイクロソフト社でアッ プデートサービスを行っています。 アップデートの詳細については、マイクロソフト社にお問い合わせください。なお、 弊社ではEMM386.EXEのアップデートに関するお問い合わせは承っておりません。 ・Windows98/95、NT4.0/NT3.51では問題なく動作します。 ・EMM386.EXEのバージョンは、次の方法で確認できます。 DOSを起動し、C:\DOS\EMM386 [Enter] 表示例)MS-DOSの場合 *------------------------------------------------------------------* | Microsoft EMS メモリマネージャ386 Version 4.49 | |  ̄ ̄ | | Copyright Microsoft Corporation 1986,1993 | *------------------------------------------------------------------* ※下線部の数字がバージョンを表します。 表示例)PC DOSの場合 *------------------------------------------------------------------* | IBM Expanded Memory Manager 386 Version 4.50 | |  ̄ ̄ | | Copyright(c)IBMCorp.1986,1993 | *------------------------------------------------------------------* ※下線部の数字がバージョンを表します。 ■MS-DOS 6.2/VのSCANDISKを実行するとエラーメッセージが表示される MELMOFMT(DOS用フォーマッタ)でフォーマットしたMOディスクに、MS-DOS 6.2/Vの SCANDISKを実行すると、「…問題が見つかりました(詳細:FATメディアバイトが足り ません)」というメッセージが表示されることがあります。この場合は、他のエラー を検出させるために、次の操作で修復することをおすすめします。 @[修復する]を選択します。 AUndoディスクの作成画面が表示されたら、[Undo不要]を選択します。 B「…ファイルアロケーションテーブルのバックアップコピーは、正しくありませ ん」というメッセージが表示されたら、[修復する]を選択します。 C「…問題が見つかり、修復されました」というメッセージが表示されたら、[終了] を選択します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ ■ 2. Windows95/98/Me/WindowsNT4.0/2000に関する情報 ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ---------------------------------------------------------------------------- 2−1.インストール ---------------------------------------------------------------------------- ■インストールの概要 フロッピーディスクドライブに「MOS/MOUシリーズユーティリティ」を挿入し、SET UP.EXEを実行します。 インストーラが自動的にユーザーの使用環境を判別し、環境に合わせたドライバ/ ユーティリティを登録します。 ■インストール手順 (1)SETUP.EXEを実行すると、以下の画面が表示されます。 インストールを続ける場合は"進む"を中止する場合は"中止"をクリックしてくだ さい。 +---------------------------------------------+ |セットアップ開始 | +---------------------------------------------+ | +-----------------------------------------+ | | |MOユーティリティのセットアップを... | | | |セットアップを始めるには「進む」... | | | |セットアップを中止するには「中止」... | | | +-----------------------------------------+ | | | | | | | | | | | | | | +------+ +------+ | | | 中止 | | 進む | | | +------+ +------+ | +---------------------------------------------+ 進むボタンをクリックすることで、インストールが開始されます。 以後は指示に従いインストール終了後は、再始動を行ってください。 ■インストールされるユーティリティ (1) Windows95/98/Me MOキャッシュコントロールユーティリティ MOフォーマット MOコピー ダストシュート アンインストーラ (2) WindowsNT4.0/2000 MOキャッシュコントロールユーティリティ MOフォーマット アンインストーラ 2−2.MOキャッシュコントロールユーティリティ(MOS640/645でのみ使用可能) MOキャッシュコントロールユーティリティではMOS640/645のキャッシュ機能のON/OFFが設定できます。 2−3.MOフォーマット MOフォーマットではFAT16/FAT32形式でのMOメディアがフォーマットできます。フォーマッ ト方法で標準、完全のどちらかを選択し、開始ボタンをクリックする事によりフォ ーマットが開始されます。 ■標準 ディスクの管理領域のみを初期化するため、短時間ですみます。 ■完全 物理フォーマットを行います。数分〜数十分かかります。 ■ボリュームラベル メディアに設定するボリュームラベルを入力します。 ボリュームラベルなしにチェックをすると、ボリュームラベルの入力ができなくなります。 ■ディスクチェック ドライブに挿入されているメディアの再認識を行います。 2−4.MOコピー MOコピーは同容量のメディアのコピーを1ドライブで行います。MOデータを1度 HDDに保存をするために、コピーするメディアの容量+α分の空き容量が接続され ているHDDに必要となります。使用できるHDDは自動的に検出を行います。 コピー方法は通常のコピーの他に、パーシャルコピー機能があります。 ■パーシャルコピー MOメディア上で使用している領域のみをコピーするため、通常のコピーよりも短時 間でコピーを行うことができる場合があります。 2−5. ダストシュート MOメディア上からファイル名以外の痕跡を削除します。復活されたくないファイル の削除などに使用できます。 削除するファイルはアプリケーションウインドウへのエクスプローラからのドラッ グ&ドロップ、参照ボタンからのファイル選択ダイアログからの選択ができます。 又、デスクトップに作成されたアイコンへのドラッグ&ドロップでもファイルが 選択できます。(※) ※ アイコンへのドラッグ&ドロップには選択したファイル名、ファイル数によって ファイルの選択ができない場合があるのでご注意下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権などすべての権利は弊社に帰属します。                     2000年 8月29日  株式会社 メルコ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−