This is README.TXT README.TXTの構成は、以下の通りになります。   1.カードマネージャインストールガイド   2.対応PCカード   3.注意制限事項 ■1.カードマネージャインストールガイド  本ソフトウェアのインストールは以下の手順で行ってください。 【ご注意】MS-DOSのCONFIG.SYSファイルやAUTOEXEC.BAT, WindowsのSYSTEM.INIを むやみに変更すると、システムが起動しなくなったり、データが壊れたりします。 1.本体に付属の「カードマネージャー」のFDを、フロッピーディスクドライブに 挿入してください。 2.Aドライブに移り、MS−DOSプロンプト上から以下のように入力してくだ さい。    A:>PCMINST [Enter]     ”インストールを続けますか(Y/N)”というメッセージが表示されます。 インストールを続けるなら”Y”、中止するなら”N”を入力してください。 ”Y”を入力するとPCMPlus関連のファイルが、C:\PCMPLUSというディ レクトリに自動的にコピーされます。 3.AUTOEXEC.BATファイルを変更します。 PCMINFOコマンドを実行するとき、フルパス名を省略したい場合には,次の1行を AUTOEXEC.BATファイルの最後に追加してください。   PATH %PATH%;C:\PCMPLUS 4.CONFIG.SYSファイルを設定します。   お手持ちのシステムで    A:>PCMCFG6 [Enter]   と入力してください。   PCMPlus用のCONFIG.SYSファイルが設定され、既存のCONFIG.SYSファイルは CONFIG.OLDという名前で保存されます。   *お客様各自の設定でお使いになりたい場合は、お手持ちのシステムで、 CONFIG.PC6を参考に編集してください。 5.WindowsのSYSTEM.INIファイルを変更します。 マニュアル「3章 PCカードの使い方」の「1.LANカードおよびFAX モデムカード」を参照の上、SYSTEM.INIファイルを編集してください。 ■2.対応PCカード  FAXモデムカード   Data/FaxMODEMカード    TDK   データ/ファックスモデムカード    日本IBM  LANカード   PCMCIA LANカード TOSHIBA LAN ADAPTER LAK-CD011 TDK   LAN ADAPTER LAK-CD012 TDK 3Com 3CJ5310 スリーコム ATAカード Integral 105MB Integral Integral 40MB Integral MXL-101-III Maxtor MXL-131-III Maxtor SRAMカード  ICメモリカード1MB TOSHIBA ICメモリカード2MB TOSHIBA SCSIカード  SLIM SCSI Adaptec REX-5535EZ ラトック Bus Toaster New Media その他のカード  Socket Serial I/O Card Socket Communication ■3.注意制限事項  FAXモデムカード   Data/FaxMODEMカード    TDK   ----------------------------------- PCMSCD.EXEを使用する場合は、イネーブラを使わないでください。 また、StarFAX(DOS版)が添付されますが、SF.BATの中にTDKMODEM.EXEが記述 されています。その行をREM(リマーク)してください。 TDKMODEM.EXEがイネーブラです。 BitFaxでは、動作しません。 EasyFaxで動作することは確認しました。   データ/ファックスモデムカード    日本IBM   -----------------------------------     標準で添付されるドライバは、基本的にIBMのマシン用のものになります。     本製品をご利用ください。     PCMSCD.EXEを利用することによりFAX MODEMが認識されます。 必ずCOM2をご利用ください。 BitFaxでは、動作しません。 EasyFaxで動作することは確認しました。  LANカード   PCMCIA LANカード (10BASE-T) TOSHIBA   ----------------------------------- 本LANカードを使用するにあたって、NetWareクライアントプログラムが使用 するメモリエリアと、EMSメモリが重複するため、EMSメモリを開放して、ク ライアントプログラムが使用するメモリエリアを確保する必要があります。 CONFIG.SYSファイル内のEMM386のオプションを書き換えてください。 例えば、   DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE P0=D000 P1=D400 P2=D800 P3=DC00 X=C800-C8FF X=C900-CCFF ↓   rem DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE P0=D000 P1=D400 P2=D800 P3=DC00 X=C800-C8FF X=C900-CCFF   DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE NOEMS X=C800-C8FF X=C900-CCFF X=D000-D7FF ~~~~~~~~~~~ また、NetWareクライアントプログラムが使用するメモリエリアや、割り込み 番号、I/Oアドレス、カードをセットするスロット番号等を、NET.CFGファイル とTSBODI.INSファイルで設定してください。このときのメモリエリアは、上記 CONFIG.SYSファイルで指定したメモリエリアと同一にしてください。 また、使用するNetWareのフレームタイプを、FRAMEで指定しないとサーバーに 接続できないことがあります。 NET.CFGファイルの設定例   link driver TSBODI INT 5 PORT 280 MEM D0000 800 FRAME ETHERNET_802.3 SLOT 1 TSBODI.INSファイルの設定例   TSBODI   *(INT) Interrupt Request   3   @5   9   *(MEM) Memory Base Address   D0000 400   @D0000 800   D8000 400   D8000 800   *(PORT) IO Base Address   @280   300   320   340   *(FRAME) Freame Type   @ETHERNET_802.3   ETHERNET_II   ETHERNET_802.2   ETHERNET_SNAP   *(SLOT) Slot Number   @1   2 TOPLCDDをロードする時には、各種パラメータの値は、NET.CFGファイルで指定 した値と同じにしてください。 ネットワークが動作した後で、カードの抜き差しをするとシステムがハング アップしますので注意してください。 LAN ADAPTER LAK-CD011 (10BASE-T) TDK   LAN ADAPTER LAK-CD012 (10BASE-2) TDK   ----------------------------------------- 本LANカードを使用するにあたって、NetWareクライアントプログラムが使用 するメモリエリアと、EMSメモリが重複するため、EMSメモリを開放して、ク ライアントプログラムが使用するメモリエリアを確保する必要があります。 CONFIG.SYSファイル内のEMM386のオプションを書き換えてください。 例えば、   DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE P0=D000 P1=D400 P2=D800 P3=DC00 X=C800-C8FF X=C900-CCFF ↓   rem DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE P0=D000 P1=D400 P2=D800 P3=DC00 X=C800-C8FF X=C900-CCFF   DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE NOEMS X=C800-C8FF X=C900-CCFF X=D000-D7FF ~~~~~~~~~~~ また、NetWareクライアントプログラムが使用するメモリエリアや、割り込み 番号、I/Oアドレス、カードをセットするスロット番号等を、NET.CFGファイル とLANXCD.INSファイルで設定してください。このときのメモリエリアは、上記 CONFIG.SYSファイルで指定したメモリエリアと同一にしてください。 NET.CFGファイルの設定例   link driver LANXCD INT 5 PORT 300 MEM D0000 SLOT 1 LANXCD.INSファイルの設定例   LANXCD   *(INT) Interrupt Request   3   @5   9   *(PORT) IO Base Address   @300   320   340   *(MEM) Base Memory Address   @D0000   D4000   D8000   *(SLOT) Slot Number   @1   2 ネットワークが動作した後で、カードの抜き差しをするとシステムがハング アップしますので注意してください。 3Com 3CJ5310 (10BASE-T) スリーコム   ------------------------------- 本LANカードを使用するにあたって、NetWareクライアントプログラムが使用 するメモリエリアと、EMSメモリが重複するため、EMSメモリを開放して、ク ライアントプログラムが使用するメモリエリアを確保する必要があります。 CONFIG.SYSファイル内のEMM386のオプションを書き換えてください。 例えば、   DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE P0=D000 P1=D400 P2=D800 P3=DC00 X=C800-C8FF X=C900-CCFF ↓   rem DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE P0=D000 P1=D400 P2=D800 P3=DC00 X=C800-C8FF X=C900-CCFF   DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE NOEMS X=C800-C8FF X=C900-CCFF X=D000-D7FF ~~~~~~~~~~~ さらに、クライアントドライバが、カードサービスのバージョン2.00にしか 対応していないため、CONFIG.SYSファイル内のPCMCS.EXEのオプションに /VER=200を追加してください。   DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMCS.EXE /WAIT=12 /ADDR=C8 /IRQ=10 /VER=200 ~~~~~~~~ また、NetWareクライアントプログラムが使用するメモリエリアや、割り込み 番号、I/Oアドレス、カードをセットするスロット番号等を、NET.CFGファイル と3CJ5310.INSファイルで設定してください。このときのメモリエリアは、上 記CONFIG.SYSファイルで指定したメモリエリアと同一にしてください。 NET.CFGファイルの設定例   Link driver 3CJ5310 PORT 300 INT 5 FRAME ETHERNET_802.3 MEM D0000 SLOT 1 3CJ5310.INSファイルの設定例   3CJ5310   *(INT) Interrupt Request   3   @5   9   *(PORT) I/O Base Address   280   @300   340   *(MEM) Memory Base Address   @D0000   D4000   D8000   *(FRAME) Frame Type   @ETHERNET_802.3   ETHERNET_II   ETHERNET_802.2   ETHERNET_SNAP   *(SLOT) Slot Number   @1   2 ネットワークが動作した後で、カードの抜き差しをするとシステムがハング アップしますので注意してください。 ATAカード Integral 105MB Integral Integral 40MB Integral MXL-101-III Maxtor MXL-131-III Maxtor   --------------------------------- カードマネージャだけで使用できます。 PCMFDISK を実行してドライブを認識させて、 FORMAT [drive]: /D を実行してください。 電源を切らずに抜き差しすることができます。 SRAMカード  ICメモリカード1MB TOSHIBA ICメモリカード2MB TOSHIBA   -------------------------------- カードマネージャだけで使用できます。 PCFORMAT [drive]: を実行してください。 また、PCMFDD により、A: や B: として扱うことができます。 PCMFDD /A:[slot number] 電源を切らずに抜き差しすることができます。 SCSIカード  SLIM SCSI Adaptec -------------------------------- 以下の手順でASPIマネージャをインストールしてください。   カードをスロットに、SCSI Works Disk1フロッピーをA:にセットします。   US[Enter]   A:[Enter]   INSTALL[Enter]   Driverの選択メニューが表示されるので、使用する装置のdriverを選択   してください。ここでは、CD-ROMを例に説明します。   CD-ROM Driver Installation メニューでinstallを実行します。   Host Adapter Options メニューで、Automatic Search for ....を実行   して、Trantor Host Adapter: APA-460が表示されたら、installを実行   してください。以後はデフォルトでインストールします。   CD-ROM DriverとASPIマネージャが一緒にインストールされます。   インストールが終了すると、CONFIG.SYSファイルとAUTOEXEC.BATファイ   ルが書き換えられます。   再起動して使用してください。ドライブは起動時に自動的に割り付けら   れます。 起動時に、カードがスロットにセットされていないと、正しく起動できない ので注意してください。 カードマネージャを使用せず、カードに添付されているCardSoftを使用する こともできます。この場合、CONFIG.SYSファイル内のカードマネージャの部 分をREMしてから、CardSoftのインストールをしてください。ASPIマネージャ のインストールは、CardSoftのインストールが済んでから行ってください。 REX-5535EZ ラトック   ----------------------------- クライアントドライバがカードサービスのバージョン2.00にしか対応してい ないため、CONFIG.SYSファイル内のPCMCS.EXEのオプションに/VER=200を追加 してください。   DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMCS.EXE /WAIT=12 /ADDR=C8 /IRQ=10 /VER=200 ~~~~~~~~ ASPIマネージャのインストールは、添付のマニュアルのカードサービスあり の場合に従ってください。 添付のマニュアルにあるように、AUTOEXEC.BATファイルに   c:\scsi\mscdex.exe /d:pcmcia /m:16 /l:l を追加した場合、CONFIG.SYSファイルに   LASTDRIVE=L の指定を追加してください。 再起動して使用してください。CD-ROMは起動時にL:に割り付けられます。 起動時に、カードがスロットにセットされていないと、正しく起動できない ので注意してください。 カードサービスなしの場合でも使用することができます。 Bus Toaster New Media   ---------------------------------- カードマネージャ上では動作しませんので、カードに添付のCardSoftをイン ストールして使用してください。 以下の手順でインストールしてください。 CardSoftのインストール   CONFIG.SYSファイル内のカードマネージャの部分をREMします。   [COMMON]   REM DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMSS.EXE   REM DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMCS.EXE /WAIT=12 /ADDR=C8 /IRQ=10   REM DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMRMAN.EXE   REM DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMSCD.EXE /RS=4 /COM=2   REM DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMATA.SYS /ADDR=C9 /SRAM   カードをスロットに、CardSoftフロッピーをA:にセットします。   US[Enter]   A:[Enter]   INSTALL[Enter]   "FirstTime Install"   "Standard Installation"   PCMCIA Sockets "2" を順次選択してください。以後は、デフォルトで   インストールしてください。   インストールが終了すると、CONFIG.SYSファイルが書き換えられます。 ASPIマネージャのインストール   カードをスロットに、BusToaster SCSIフロッピーをA:にセットします。   US[Enter]   A:[Enter]   INSTALL[Enter]   デフォルトでインストールしてください。   インストールが終了すると、CONFIG.SYSファイルが書き換えられます。   ここで、一度電源を切って再起動してください。   Corel SCSI!2 #1フロッピーをA:にセットします。   A:SETUP[Enter]   Windowsが起動してインストールプログラムが動作します。   "Full Install"を選択して、デフォルトでインストールしてください。   フロッピーは5枚あります。   インストールが終了すると、CONFIG.SYSファイルが書き換えられます。 CD-ROMを使用する場合、AUTOEXEC.BATファイルに   c:\coreldrv\corelcdx を追加してください。起動時にCD-ROMのドライブが自動的に割り付けられます。 起動時に、カードがスロットにセットされていないと、正しく起動できない ので注意してください。 その他のカード  Socket Serial I/O Card Socket Communication   --------------------------------------------- 本カードを使用するにあたって、Serial I/Oが使用するメモリエリアと、EMS メモリが重複するため、EMSメモリを開放して、Serial I/Oが使用するメモリ エリアを確保する必要があります。 CONFIG.SYSファイル内のEMM386のオプションを書き換えてください。 例えば、   DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE P0=D000 P1=D400 P2=D800 P3=DC00 X=C800-C8FF X=C900-CCFF ↓   rem DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE P0=D000 P1=D400 P2=D800 P3=DC00 X=C800-C8FF X=C900-CCFF   DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE NOEMS X=C800-C8FF X=C900-CCFF X=D000-D7FF ~~~~~~~~~~~ また、Serial I/Oが使用するメモリエリアや、COMポート、カードをセットす るスロット番号等を、SOCKETIO.INIファイルで設定してください。このとき のメモリエリアは、上記CONFIG.SYSファイルで指定したメモリエリアと同一 にしてください。 SOCKETIO.INIファイルの設定例   [SOCKETIO]    Host = PCIC    Socket = 1    Com = 2    MemBase = 0xD4000    MemSize = 0x4000 以下の手順でインストールしてください。   添付のフロッピーをA:にセットします。   US[Enter]   A:[Enter]   INSTALL[Enter]   デフォルトでインストールしてください。   インストールが終了すると、CONFIG.SYSファイルとAUTOEXEC.BATファイル   が書き換えられます。 再起動後、カードをセットして、STARTCOM[Enter]としてください。 − 以 上 −