作成開始 : 平成23年07月23日(土) 最終更新 : 平成23年07月24日(日)
Samba のインストール (Puppy Linux)
ホームページ・コンテンツの管理を便利に行うために Samba をインストールして共有利用してみます。
検索すると色々なインストール方法がヒットします。PETパッケージマネージャを使う方法、sfsファイルを使う方法、ソースからコンパイルする方法・・・
今回はせっかくなのでPETパッケージマネージャを使ってみます。
「メニュー」→「セットアップ」→「Puppy パッケージマネージャ」を選択します。
左下の検索窓で検索してみます。
samba-3.0.26 を選択すると以下を表示
↑
「インストール」をクリック
↑
適当なサイトを選択し「パッケージをダウンロード」をクリック
↑
ダウンロードが開始されます。
↑
インストールできました。「OK」をクリックします。
↑
「OK」をクリックします。そして、PETパッケージマネージャを終了します。
デスクトップの「端末」で共有したいフォルダを作成しパーミッション設定します。「ファイル」だと細かい設定がちょっと大変!
/InetPub
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+---------wwwroot
デスクトップの「端末」で /etc/opt/samba/smb.conf を vi にて編集します。今回は次のようにしました。
[global]
workgroup = SENDAI
netbios name = T623X
security = SHARE
encrypt passwords = Yes
hosts allow = 192.168.0.0/255.255.0.0
oplocks = No
[www]
comment = Web Contents
path = /InetPub
writeable = Yes
guest ok = Yes
書き込んだら smbd, nmbd を起動します。
# /opt/samba/sbin/smbd -d
# /opt/samba/sbin/nmbd -d
うまくいくと Windows PC で下のように見えます。
↑
見えましたね。
そうしたら、ファイルをコピーしたり削除したりテストしてみます。
よしよし、日本語のファイル名もちゃんとコピーできました。
次に「端末」より /etc/rc.d/rc.local に以下を記述し自動起動できるように設定します。
/opt/samba/sbin/smbd -d
/opt/samba/sbin/nmbd -d
・・・と思ったら、PCカードのNICを使っているせいか /etc/rc.d/rc.local に書くと NICのIPアドレスとディフォルトゲートウェイ設定が空になってしまいました。
そこで、/etc/rc.d/rc.local の記述を削除し新たに /etc/rc.d/samba_rc というファイルに前記を書いて chmod +x samba_rc としました。
さらに、「ファイル」を二つ開き、/etc/rc.d/samba_rc をもう1つの「ファイル」の Startup にドラッグ&ドロップし出てきたプルダウンで「絶対パス」を指定しショートカットを作成しました。
これでOS再起動時でもNICの設定が空にならず samba も起動しました。
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