OpenSSLのインストール


OpenSSLとはSSL(Secure Sockets Layer)とTransport Layer Security(TLS)を実装した無償のライブラリで,インターネット上での暗号化したやりとりを可能にします。

1.ソースのダウンロード

OpenSSL日本語サイト: The Open Source toolkit for SSL/TLS
このサイトは OpenSSL サイトの日本語訳です。情報が少し遅れ気味なのでオリジナルのサイトからダウンロードします。
OpenSSL: The Open Source toolkit for SSL/TLS
ここがオリジナルのサイトです。トップページ左の「Source」をクリックすると以下のような一覧を表示します。
とりあえず、新しそうな 「openssl-0.9.7d.tar.gz(PGP sign) [LATEST]」をダウンロードしました。(約 2.66Mbyte)

2.サーバーへのアップロード

ユーザ・アカウントを1個作成しFTPでアップロードしました。
そして、圧縮ファイルの解凍用ディレクトリにファイルを移動しました。
ディレクトリは /usr/local/src です。(私はもっぱらここを作業域としています)

3.圧縮ファイルの解凍

ここからの作業はスーパー・ユーザで実行しました。
カレント・ディレクトリを /usr/local/src にして・・・・・
tar -zxvf openssl-0.9.7d.tar.gz[Enter]   とするとディレクトリ openssl-0.9.7d 以下にソースが展開されました。

4.コンパイル等

カレント・ディレクトリを /usr/local/src/openssl-0.9.7d にして以下を実行します。ここは結構な時間がかかりました。(超低スペックなので・・・)
./config \[Enter]
?  --prefix=/usr/local \[Enter]
?  --openssldir=/usr/local/openssl \[Enter]
?  -fPIC[Enter]
上の \ は、まだ続きがあるよーの意味です。コンパイル・オプションが長い時は間違えないように区切りとするといいでしょう。
? は \[Enter] を入力したらOSが返してきました。
make[Enter]
make test[Enter]
make install[Enter]
・・・・とりあえずここまでです。特に設定などはありません。
動作の確認は mod_sslとApacheまで待ちましょう。

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