作成開始 : 平成24年01月31日(火) 最終更新 : 平成24年06月14日(木)

ひかり電話ルータでソフトフォンを試してみた。


先日、会社の仲間が携帯電話を FOMA から スマートフォンにかえたらしいのだが、その会話の過程で「スマートフォンをひかり電話の内線子機として使ってるよ!」ってなことを言っていた。
「へぇー、そうなんだ」・・・で帰宅してからひかり電話ルータを調べてみた。

わが家のひかり電話ルータは RT-S300SE (黒) だ。

おぉ、あるではないか! しかも IP phone が 5個 まで使えるようだ。

でも、スマートフォンは持っていない。そこで思いついたのがパソコンで使える ソフトフォンを使ってみることにした。もちろん、フリーウェアである。

1.ソフトフォンのインストール

調べると結構あるのだが、X-Lite なるものが良さそうだった。
CounterPath Corporation | Home からダウンロードします。ダウンロード・ファイルは X-Lite_Win32_4.1_63214.exe (16.8MB) でした。
ダウンロードしたファイルを実行するとインストーラが起動しインストールをします。

2.X-Lite の設定

とりあえず、以下のようにしたら使用可能になりました。
RT-S300SE の 内線番号3 はディフォルトで以下のようになっています。
X-Lite の上にあるメニューから「Softphone」→「Account Settings」で次のように設定します。
「User Details」
  |
  +--- User ID : 上図@の内線番号
  +--- Domain : ひかり電話ルータのIPアドレス
  +--- Paswword : 上図Bのパスワード
  +--- Display name : 上図AのユーザID
  +--- Authorization name : 上図AのユーザID
Topologyタブの Range of ports used local computer にチェックを入れ、5060 - 5061 とします。
これで「OK」を押すと次のように使用可能になります。
設定がうまくいっていない時はエラーとか表示されます。
電話番号を入力して「Call」をクリックすると発信動作をします。もちろん、着信時もベルが鳴ります。
内線通話も可能です。
たとえば、内線番号1を呼び出す時は「1」+「Call」で呼び出して通話可能になります。
内線番号1の電話機で「3」+「通話」で発信させるとこのソフトフォンを呼び出して通話ができます。
この時、ルータの内線設定は下のように内線番号3が「登録済」になります。X-Liteを終了させると「未登録」に戻ります。

なかなかいい感じです。
こうなるとスマートフォンかタブレット端末が欲しくなりますね。♪


参考

X-Lite の上にあるメニューから「Softphone」→「Preferences」→「Devices」
X-Lite を起動していない時の「音量ミキサー・スピーカ (Windows 7)
X-Lite を起動している時の「音量ミキサー・スピーカ (Windows 7)

平成24年06月14日(木) 追記

会社から N902iLを貸与されたので、自宅のひかり電話子機として使ってみました。
N902iL をひかり電話の子機にしてみた。

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