作成開始 : 平成24年02月18日(土) 最終更新 : 平成24年02月18日(土)

おやーぁ、アップデートしたら起動しなくなってしまった。


Vine Linux 6.0 をインストールしてGNOMEが使えるようになりました。
すると、即「更新確認」が出たので全てを適用しOS再起動しました。
ところが、GRUBで起動OSを選択しても画面が真っ暗なままでHDDにアクセスすらしません。

あれこれやってみましたが全くだめ。検索したら似たような症状のページはありましたが、それを試してみてもダメでした。

何気なく思いつきで やっちゃった。一般ユーザ作らずにOS起動時にGUIログインにしちゃった。 の方法で GRUBで起動時のオプションから vga=0x314 というのを削除して起動してみました。
そうしたら、HDDにアクセスされ画面下に16色モードのような帯が左から右へスライドしているではないですか。
少し待つと GUIログイン画面になったのです。
どうやら、ブート時の解像度が違った値で設定されているようです。

ちなみに、GUIでは以下のように 1024×768 です。

vga=うんたら の値の意味は次のような感じです。

左の数字は 10進数で ( )内は 16進数 です。

771 (0x303) : 800x600(8bit)
773 (0x305) : 1024x768(8bit)
775 (0x307) : 1280x1024(8bit)
788 (0x314) : 800x600(16bit)
791 (0x317) : 1024x768(16bit)
794 (0x31A) : 1280x102416bit)
789 (0x315) : 800x600(24bit)
792 (0x318) : 1024x768(24bit)
795 (0x31B) : 1280x1024(24bit)

そこで、GRUBで起動時のオプションに vga=0x317 を追加して起動したら見事に起動時の「ぶどう」を表示して GUIログインに行くことができました。

きちんと起動時に反映されるように /etc/grub.conf を次のようにしました。

# Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
# NOTICE: You have a /boot partition. This means that
# all kernel and initrd paths are relative to /boot/, eg.
# root (hd0,0)
# kernel /vmlinuz-version ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00
# initrd /initrd-version.img
#boot=/dev/sda
default=0
timeout=5

title Vine Linux (Current kernel)
root (hd0,0)
# kernel /vmlinuz ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 resume=swap:/dev/VolGroup00/LogVol01 vga=0x314 splash=silent quiet
kernel /vmlinuz ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 resume=swap:/dev/VolGroup00/LogVol01 vga=0x317 splash=silent quiet
initrd /initrd.img

title Vine Linux (Previous kernel)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz.old ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 resume=swap:/dev/VolGroup00/LogVol01 vga=0x314 splash=silent quiet
initrd /initrd.old.img

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