作成開始 : 平成24年02月16日(木) 最終更新 : 平成24年02月16日(木)
やっちゃった。一般ユーザ作らずにOS起動時にGUIログインにしちゃった。
Vine Linux 6.0 をテキストモードでインストールする過程で一般ユーザを作っていませんでした。
これまでのように、OS起動時にGUIログインができるようにと /etc/inittab のランレベルを
5 にしてリブートしました。
立ち上がってきた GUIログインで「その他」を指定しユーザ: root パスワード
: 指定したパスワードを入力しましたが「認証失敗」とのエラーでログインできませんでした。
そこで調べたら、以下のようになっていることを見つけました。
VineLinux6.0より、標準の設定ではログイン画面にてrootでログインできないようになりました。
やってしまいました。
さてさて、OS起動時に GUIログインになるようにしたし、一般ユーザは設定していないし・・・どうやって解決しようか?
(慣れている方はなんでもないことでしょうが!)
・・・で思ったのが「シングルユーザ・モード」で立ち上げて /etc/inittab のランレベルを戻そう・・・です。
その手法は?
またまた調べて以下の方法でやったら無事に 「シングルユーザ・モード」 で立ち上がりました。
GRUB (ブートローダ) で 「Vine Linux (Current Kernel) 」を選択し「e」キーを押します。
すると、OSの起動コマンドが表示されるので、「kernel〜」の行を選択して、再び[e]キーを押します。
次に起動コマンドの編集画面になるので、コマンドの末尾に「 1」(先頭にスペースを入れる)と入力して[Enter]キーを押します。
すると、先ほどの起動コマンド画面に戻ります。
「kernel〜」の行末に「 1」が追加されていることを確認したら[b]キーを押します。これで、シングルユーザーモードによる起動が始まります。
これで、とりあえず /etc/inittab の id:5:initdefault: を id:3:initdefault: にして リブート (shutdown -r now) しました。
GUIログイン画面で root ログインできるようにする方法は別に記載します。
参考資料 : 付録B 起動時のカーネルオプション
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