作成開始 : 平成23年07月21日(木) 最終更新 : 平成23年08月25日(木)

Puppy Linux で遊んでみた。


病気休暇から仕事に復帰して4週間くらいたったのだが、毎日腰痛と闘いながら仕事と介護をこなさなければならないため夜は早めに就寝しないと疲れが蓄積してしまう。
自分だけの時間が少なくなってきたし、ちっとストレスたまってきた。
マンネリしてきたので、少しずつ好きな事をしてみようと思った。

以前、当サイトのBBSに sion さん ( -- Sion City XOOPS Site -- - The world beyond space-time ) からの投稿で 「いやぁ...Puppy にはまってます。デスクトップ環境でこれだけサクサクなLinuxは初めてです。win98機程度のスペックで、現役復帰!カスタマイズ中でぇす。」を思い出しました。

うちの超々低スペックなPCではどうかな? (また悪い癖が!!)
CPU : MMX Pentium 233MHz, MEM : 96MB, HDD : 1.2GB だけどCDブートできるやつがあったのでインストールして遊んでみよう! =>かなり無謀♪


1.Puppy Linux とは

パピーリナックス 日本語版 より引用
Puppy Linux(パピーリナックス)は2003年にオーストラリアのBarry Kaulerさんによって公開されました。小さく(バージョン4.3で約105MB)、軽いながらたくさんのアプリケーションを持ったLinuxです。世界各国語に翻訳され、多くの派生ディストリビューションがあります。
・LiveCD (CDのみで起動できる) あり -> 導入前に動作イメージを確認できます。
・動作条件は CPU: Pentium 166MMX, RAM: 128MB, CDROM: 20倍速以上 とかなり低スペックでも動く。->古いの利活用に最適
・USBメモリからも起動可能
・インストールやアプリケーションの導入がとても簡単にできる。
・PETパッケージマネージャという独自のパッケージ管理システムがある。

2.インストールしたPC

去年の12月に会社の組織変更で廃棄処分されようとしていたのをもらったものです。
Windows 95 が入っていました。しばらくはPWSとか入れてWebサーバー、FTPサーバーとして使っていました。
どういうわけか、FreeBSD 4.11 RELEASE だとPCカードがタイムアウトして使えませんでした。
CPU : MMX Pentium 233MHz, MEM : 96MB, HDD : 1.2GB CDドライブはありますがFDDドライブはありません。

3.ダウンロードとインストールCDの作成

パピーリナックス 日本語版http://openlab.jp/puppylinux/download/ より pup-431JP.iso (118MB) をダウンロードし CDライティングで CD に書込みます。

本当に小さくてビックリです。

4.OSのインストール

インストール方法について記述しているサイトはたくさんありますが、Puppy Linux 4.3.1のHDDインストール 【準備編】: AZISATO:COCOLOG がいい感じでした。
また、自宅LAN構築の宇宙(せかい)〜自宅サーバー構築、DVDレコーダーのリモート予約〜 の パピーリナックス構築編 もいいです。
要約すると次のような感じです。・・・・ パピーリナックス 日本語版 より引用
1.CDブート可能なパソコンならばCDドライブに入れて電源を入れます。
2.「boot: 」と表示され少し待つと自動的に起動します。
3.「keyboard layout」の選択画面が英語で出ます。「jp106」を選択します。
4.次に「X server」の選択画面が英語で出ます。最近のパソコンは「Xorg」が選択できます。うまくいかない時は「Xvesa」を選びます。
 これでウィンドウマネージャJWMが起動します。
5.他のディストリビューションと違って、追加ユーザーの設定はインストール時には行われません。rootで起動します。
6.起動後は最初に、タイムゾーンの設定とキーボードの確認をします。日本は「GMT+9 (Tokyo)」です。
※CDからブートできない時は、パソコンのBIOSでブート順の設定を変更します。ハードディスクやフロッピーディスクが最初になっている場合は、CD-ROMドライブを最初に変更します。
終了するには、画面左下の「メニュー」ボタンをクリックして、「シャットダウン」「コンピュータの電源を切る」を選択します。
初めてパピーを起動後に終了する時に、データや設定を保存するか、保存しないか、保存する場合はどこに保存するかを聞かれるので、希望の選択をして「OK」とすればコンピュータが停止します。
(ハードディスクを保存先に指定すると、個人保存データは pup_save.2fs と言うファイル名で保存されます。2回目以降からは自動的に保存されます)。
インストールしたPCはすごく低スペックなのでそこそこ時間かかりました。
内蔵のLANカードが無いので PCカード (pcmcia) を使いました。手持ちのカードのうち次のが使えました。
このカードは以前、FreeBSDで使おうとして間違って購入してしまいずーっと保管していたものです。有効に使えてよかった♪

 ↑
BUFFALO LPC-PCM-CLX2 です。
CF-IDE変換アダプタ + CFカード(2G)にインストールしました。すごく静かです。

5.アプリケーションのインストール

PETパッケージマネージャという独自のパッケージ管理システムがあります。これで簡単に各種のアプリケーションがインストールできます。
デスクトップ画面を見ると魅力的なツールやアプリケーションがあります。
もう少しスペックの高いPCだったらクライアントとして遊んでみたいところですが、今回インストールしたものではいかに Puppy といえど使用には耐えられないです。

そこで、サーバー用途として試してみることにします。一通り設定、テストしたら FireWall を設定することにします。
まずは、VNCでリモート操作してみます。
1.VNCサーバーのインストール
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=27424 からダウンロードします。
ファイルは x11vnc_server-0.9.4B.pet です。わずか 418.25 KB です。
Puppy のデスクトップ上からブラウザ( SeaMonkey )からだとそのまま PETパッケージマネージャ からインストールできます。
起動は、「メニュー」→「ネットワーク」→「x11vnc-server」を選択します。
すると、以下の選択になります。

・OneTime Start the x11vnc server this one time.
・Everytime Start the x11vnc server now and everytime We boot.

OS起動時に自動的に有効にしたいので「Everytime Start the x11vnc server now and everytime We boot」を選択しました。
次に接続パスワードを入力して「OK」です。
そして、クライアントからVNCビューワで接続してみると・・・・

 ↑
うん、いい感じです。
2.Samba のインストール
ホームページ・コンテンツの管理を便利に行うために Samba をインストールして共有利用してみます。
3.Pure-Ftpd のインストール (Puppy Linux)
4.ssh のインストール (Puppy Linux)
5.Webサーバーのインストール (Puppy Linux)
6.Perl のインストール (Puppy Linux)
7.hiawatha Webサーバーを試してみた。 (Puppy Linux)
8.PHP と hiawatha Webサーバーの連携をしてみる (Puppy Linux)
9.電源ON時に自動起動にする。
PuppyLinux をHDDにFULLインストールするとGRUB画面でEnterキー入力待ちになって自動起動しません。
「エディタ」を使って /boot/grub/menu.lst ファイルを開きます。
「#timeout 30」の1文字目の「#」(コメントマーク)を削除します。30秒だと長いので5秒くらいにします。
これで、GRUBの時起動カウントし自動起動になります。
10.起動時にサウンドを有効化する。(Puppy Linux)
11.make してみる (Puppy Linux)

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