3-7 ARPの仕組み


特定ホストのIPアドレスからMACアドレスを取得するためのプロトコルを ARP (Addres Resolution Protocol) と呼びます。

ARPは、通信目的となる相手ホストが確実に受信するように、ブロードキャストアドレスで相手のMACアドレスを問合せます。

また、ARPは、解決されたIPアドレスとMACアドレスの対応情報を、ARPテーブルと呼ばれるOS(カーネル)内のテーブルに数分の間記憶し、ARPテーブル内に必要な情報が存在する場合は、問合せを行いません。
ARPテーブル内の情報が時間の経過によって削除されるか通信障害のために削除された場合は、再度MACアドレスを問合せ、ARPテーブルを更新します。

ARPテーブルの確認には、arpコマンドを用います。(下はWindows XP の例です、LinuxやFreeBSDとは少し違います)

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