3.7. ディスクラベルの設定

最終更新日:平成15年04月20日(日)


領域確保終わると下の確認画面を表示しました。

確認画面です。

OKしかないですよね!すると、下記画面になります。

ディスクラベルエディタです。

「A 全てをディフォルトに設定」を選択すると自動的に各パーティションを設定してくれますが、ディスク容量が十分な場合はいいのですが、今回のように少ない容量だと意図しない値に設定されてしまい、すぐにどこかのパーティションがフルになってしまう場合があります。
そのため、現在メールサーバーとして動いているPC-9801NS/Aと同じ割付にしました。
つまり・・・・・・
「C 作成」で区画、マウント位置、容量を設定しました。
「C 作成」を選択すると「割付容量」を聞いてきます。ここでは「ブロック単位」と「MB単位」での指定ができます。
次に「マウント位置」を聞いてきます。ここでは所定の位置を指定します。
「Newfs」は自動的に設定してくれます。
次のように設定しました。

設定結果です。

この後「Q 終了」を選択すると配布ファイルの選択画面を表示しました。

[メモ]
必ず必要なパーティションは a パーティションで、ここに、カーネルや、最低限必要なバイナリや設定ファイルなどをおきます。さらに、'b パーティション' というスワップ領域を設定する必要があります。実際には a パーティションはあまり大きくせず、残りを別なパーティションに割り当てます。また、スワップパーティションは複数のドライブに設けることが可能です。

もしインストーラが決定したパーティション構成が気に入らなければ C で一つずつパーティションを作成して行きます。

重要! 一旦割り付けたパーティションをインストール後に変更するのは不可能です。十分注意して内容を決めてください。

警告! Newfs の項目が 'Y' になっているパーティションは、一度内容を全部消去します。もし、既存のパーティションを表していて、その内容を消去されると困る場合は、'T' をおして Newfs のところが 'N' になるようにしてください。

重要! もし、既存の FreeBSD(98) の領域からインストールする場合、該当する領域を表す部分にハイライトバーを移動させ、'M' をおしてマウントポイントを指定してください。このマウントポイントは後でインストールするメディアの選択の時に入力するので忘れないようにして下さい。また、そのような領域に対して'Newfs' を実行すると中身が全部消去されてしまうので、もし、'Newfs' の部分が'N' でなければ、'T' を押して表示が 'N' になるようにして下さい。

重要! FreeBSD(98) 2.X からのバージョンアップの場合は、かならずルートファイルシステムに対して Newfs を実行してください。もし、Newfs を実行しない場合、FreeBSD(98) を起動することはできません。

注意! FreeBSD(98) 移植チームは、旧バージョンからの上書きアップデートを行なわず、DOS パーティションやデータ領域を除くすべてのファイルシステムに対して Newfs を実行することを推奨します。

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