その他

Neonメールサーバーで使用する資源や送信メールボックスを扱う拡張されたPOP3コマンドの説明を行ないます。


Neonメールサーバーで使用する資源説明

conf
Neonメールサーバーで使用する設定ファイル(iniファイル)が有ります。「ConfNeon.ini」以外のファイルは開いても暗号化されていて読むことはできません。また各ファイルの削除、変名はしないでください。
log
Neonメールサーバーは、稼動した情報を日付ごとにログファイルに記録します。セキュリティーチェックや運用管理に使用します。
mailbox
Neonメールサーバーで受送信したメールメッセージを蓄積します。ユーザーアカウント毎にディレクトリーが作成されて管理されています。メールメッセージファイルは暗号化されていますのでエディター等で開いても読むことはできません。
mailet
NeonメールサーバーではJavaのクラスファイルを動的にローディングして実行するMailetをサポートしています。Mailetはクラス名の先頭が「mailet_」と成る命名規則に沿ったもののみ動作します。このディレクトリーにはMailetとして動作するサンプルのJavaソースとクラスファイルが入っています。通常運用する場合は取り除いて結構です。
注意:Mailet作成には別途「Neonメールサーバーアプリケーション開発キットが必要です。
temp
Neonメールサーバーが動作する上で使用するテンポラリー領域です。ディレクトリーの削除、変名は絶対しないでください。


送信メールボックスを扱う拡張されたPOP3コマンド説明(開発者向け)

Neonメールサーバーはウェブメールとの連携を考慮されたシステム設計となっています。環境設定ファイル「ConfNeon.ini」のKeep_Post=trueの場合ローカルアカウントの送信メールをサーバーで管理できます。受信メールは通常のPOP3コマンドで取り扱えますが送信メールはPOP3コマンドを拡張しています。
送信メール用拡張POP3コマンド一覧
基本的に通常のPOP3コマンドの前に「xp_」が付きます。通常のメールクライアントソフトでは扱えません。あくまでもソケット通信可能なプログラム開発で使用を前提にしています。
XP_STAT
XP_LIST
XP_RETR
XP_DELE
XP_LAST
XP_RSET
XP_TOP
XP_UIDL