作成開始 : 平成19年12月30日(日) 最終更新日 : 平成22年03月15日(月)

Apache2を試す


1.現在のバージョンを確認してみる。

Vine Linux 4.1にディフォルトのApacheバージョンを確認してみます。
デスクトップ→システム管理→Synaptic パッケージマネージャ で確認してみます。

 ↓
どうやら apache2、apache2-manual、mod_ssl-apache2 があるようです。このままいくことにしましょう。

2.httpd.conf の設定

アプリケーション→アクセサリ→GNOME テキストエディタ を使って編集してみます。
ディフォルトの httpd.conf は以下のとおりです。
編集したところだけ以下に記載します。
クライアントに返信するサーバ応答ヘッダに含める情報を制御する。(ディフォルトは ServerTokens OS)
  ↓
ServerTokens Prod
管理者のメールアドレス(ディフォルトは root@localhost)
  ↓
ServerAdmin master@takaq1.plala.jp
自分のドメイン名を指定(ディフォルトはリマーク)
  ↓
ServerName takaq1.plala.jp
SSIとCGIを有効にする。(ディフォルトは Options FollowSymLinks)
  ↓
Options Includes ExecCGI FollowSymLinks 
.htaccessの有効化する。(ディフォルトは AllowOverride None)
 ↓
AllowOverride All
Perl CGIを動くようにする。(ディフォルトは #AddHandler cgi-script .cgi)
  ↓
AddHandler cgi-script .cgi .pl
とりあえずここまでにしておいて動くかどうか見てみましょう。

3.動作確認

Apache2を起動してみます。GNOME端末からコマンドで起動します。

  ↓
おぉーーー動き出した。では、例によって http://hostname or IP Addres してみましょう。
おっと、その前に・・・・・・
デスクトップ→システム管理→セキュリティレベルとファイヤウォールの設定で HTTP を有効にしときましょう。
  ↓

そして、http://hostname or IP Addres しましょう。下のようなの表示します。Apache2.0までは「あなたの予想に反してこのページが見えているのでしょうか」でしたが、2.2からはすんごくシンプルなのになりましたね。

4.自動起動の設定

デスクトップ→システム管理→サービスの管理 で Apache2 を自動起動するように設定します。

そして、サーバーを再起動して起動後に動いているか確認しましょう。

5.ドキュメントの設定

デイフォルトのページ("/var/www/html")に index.html を置いてそれが表示されるか確認します。
確認は http://hostname or IP Addres ですね。
希望どおりのページを表示したらOKですね。
でも、実際は /etc/apache2/conf/httpd.conf に記載の DocumentRoot を別の場所にするとよいでしょう。

平成22年03月15日(月) 追記

さて、Apacheをインストールしたら次はログのローテートですね。
検索したらどうやらディフォルトでログはローテートできるようになっているらしい。
基本となる設定ファイルは /etc/logrotate.conf にある。
1週間単位で4週間のログが取得されるようになっています。
これって、/etc/logrotate.d 下にある各種のログ設定ファイルらしきものに共通なのかな?
こんなんなっています。( /etc/logrotate.conf )

# see "man logrotate" for details
# rotate log files weekly
weekly

# keep 4 weeks worth of backlogs
rotate 4

# create new (empty) log files after rotating old ones
create

# uncomment this if you want your log files compressed
#compress

# RPM packages drop log rotation information into this directory
include /etc/logrotate.d

# no packages own wtmp -- we'll rotate them here
/var/log/wtmp {
monthly
create 0664 root utmp
rotate 1
}

# system-specific logs may be also be configured here.
Apache2 については、/etc/logrotate.d/apache2 になる。
ディフォルトでは・・・・
/var/log/apache2/*log {
missingok
notifempty
sharedscripts
postrotate
/bin/kill -HUP `cat /var/run/apache2.pid 2>/dev/null` 2> /dev/null || true
endscript
}
・・・であるが、自分は /etc/apache2/conf/httpd.conf で通常ログを /var/log/httpd-access.log とした。
また、エラーログを /var/log/httpd-error.log としたので次のようにした。
# /var/log/apache2/*log {
/var/log/httpd*.log {
missingok
notifempty
sharedscripts
postrotate
/bin/kill -HUP `cat /var/run/apache2.pid 2>/dev/null` 2> /dev/null || true
endscript
}
「{」の下に周期(daily, weekly, monthly)、履歴の数(例:rotate 7)とか書いておくとこっちが優先するようです。
FreeBSD機では /etc/syslog.conf に書いて newsyslog して 毎週土曜日の午前1時に実行し7つまで履歴持つようにしていますが、まぁ4つでもよいかというこで前記のみにしました。
でも、これってローテートのタイミングはいつなんだろう。

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