リハビリ科主治医との面談 (平成19年11月06日[火])

検索エンジンなどからこのページに直接来ちゃった方は ここ をクリックしてください。


本記録はリハビリ科の主治医である「S先生」との今後のリハビリ計画についての面談記録です。作成は主人である takaq (ハンドルネーム)がしました。

1.回復の希望について

(1)ちえの希望
a.立って歩きたい
b.自分で買物をしたい。
c.財布を出して小銭を出せるようになりたい。(今は指の機能が完全でないので出すのに時間かかる)
d.夫との夫婦生活を円滑にしたい。
(2)主人の希望
a.理想とするところは妻と同じだが、最低限次ぎのようになってほしい。
b.自分で立って歩いてトイレ(大便・小水)の始末ができるようになってほしい。
  (現在は補助が要るし自分でお尻を拭くことすらできない)
  もし、できなければ自分で車椅子を使って移動しトイレができるようになってほしい。
  これができれば狭い家なので冷蔵庫から食品や水を出すこともできるし、自分は比較的安心して仕事に行くことができる。

2.現状

主治医の先生いわく・・・・

旦那様が思っている最低限の目標すら到達できていませんとのこと。これは、全員がそう思っている。

3.最低限の目標への到達の可能性

主治医の先生いわく・・・・

(1)約束はできないが「到達できる」と思う。
(2)今のリハビリ具合から見て予想される期間はあと 1 〜 2ヶ月と考えます。
  そう考えると、「退院して正月を自宅で迎える」というところに目標を置きましょう。
(3)病院としては治療の期間設定はしません。治療の成果が見られるうちは必要な期間と考えます。
  ただし、「これ以上は何をしても無理」と判断される場合は治療の効果が得られないことから「退院」してもらうことになります。

4.今週から来週の目標 (11月 4日〜11月17日)

「夜間はベッドから自力でベッド近くに置いたポータブルトイレで用足しができる」
そのための内容としては・・・・・・

(1)(今までどおり)手・足のリハビリ
(2)小水の管理
 ・今日(11/06[火])から昼間は尿管を抜いて小水を出すようにした。尿管を抜いた当初はなかなか小水がでないものだが予想外に良く出ている。
 ・しかし、一回の小水で膀胱にある全ての小水を出すには至っていないようだ。
 ・膀胱に小水が溜まっていると膀胱炎や腎臓病を併発したりするので、来週あたりまでは夜間は尿管を装着して小水を完全に出させるようにする。
 ・夜も尿管を外すかどうかはその結果で考えることにする。
 ・小水は現在 3,000cc/日 くらい出ているようだ。(普通は 1,500cc〜2,000cc)

5.介護申請について

・介護用品(車椅子、手すり等の設置)の購入時負担軽減および時間単位でのケアマネージャー手配などのため「介護申請」をすすめられた。
・青葉区役所の該当科(受付で「介護申請したい」で確認のこと)で申請する。
・病名は「脊柱菅狭窄症」とし主治医は「東北大学病院 リハビリ科 S医師」とする。

6.その他

(1)自宅の「危険箇所」を写真撮影して提出してくださいとの依頼があった。
  これにより、今後自宅での安全な生活・リハビリ等に必要なアドバイスをしてくれるらしい。
  写真で分かりづらい場合は直接自宅に職員が出向いて調査・アドバイスしてくれるとのこと。

(2)患者本人の「(車椅子から)立ち上がりトレーニング」をして筋力をつけるようにする。
  例えば、病院にいる時は夕方10回を毎日、外泊時は朝10回、昼10回、夜10回とかして、慣れてきたら早くしたり回数を増やしたりする。
  それと、車椅子を自分の手で操作できるように訓練する。これで手の筋力がアップする。

(3)外泊は旦那さんの都合がつくかぎり毎週積極的に実施して自宅での具合を確認しましょうとのことであった。

戻る