作成開始 : 平成27年07月27日(月) 最終更新 : 平成28年05月26日(木)

vino のインストールと設定


インストールしたノートPCはTVにRGBで接続して視聴しますが、動画や曲を変更したり、シャットダウンしたりするのにその都度PCの近くで操作するのは不便です。
そこで、vino をインストールしてデスクトップをリモートで操作できるようにします。
こうすれば、電源ONとログオンさえしてしまえば後はすべてリモートで操作できます。
電源ONだけでログオン操作から遠隔で行うには VNC が良いのですが、まぁ、それは別の機会にしておきます。


1.vino のインストール

デスクトップ左のバーにある「Synaptic Package Manager」を起動します。

  ↑
ユーザのパスワードを入力し認証するをクリックします。

  ↑
検索をクリックします。

  ↑
「vino」と入力し検索をクリックします。

  ↑
「vino」をマークし「インストール指定」をします。

  ↑
マークをクリックします。

  ↑
適用をクリックします。

  ↑
適用をクリックします。インストールが始まります。

  ↑
「Synaptic Package Manager」を閉じます。

2.各種設定

(1)デスクトップの共有設定
「xfce Terminal」で「vino-preferences」を実行します。

  ↑
適宜設定します。設定したら閉じるをクリックします。
「xfce Terminal」は、exit するか Ctrl+D で終了します。
(2)自動起動の設定
デスクトップの「自動で起動するアプリの追加」をクリックします。

  ↑
「デスクトップセッションの設定」を右クリックして開きます。

  ↑
「デスクトップの共有」をチェックしてOKをクリックします。
そして、「自動で起動するアプリの追加」を閉じます。
3.firewallの設定
メニュー -> 設定 -> ファイアウォール設定ツール を起動します。

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ユーザのパスワードを入力して認証するをクリックします。

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ファイアウォール画面 -> ルール-> + をクリックして「VNC server display :0」を指定します。そして、追加をクリックして閉じます。
ちょっと操作にクセがあります。

  ↑
ルールが追加されたことを確認したら閉じます。
ここで、メニュー -> 実行 -> /usr/lib/vino/vino-server とし vino を起動します。

  ↑
Windows の UltraVNC ビューアから接続してみます。: で display番号 0 を指定します。
VNCサーバは名前解決ができていない場合は IPアドレスを指定します。

  ↑
おやっ「No supported authentication methods」で接続できません。
調べると、Ubuntu14 系ではディフォルトで他のOSからの接続はできないようになっているとのことです。
「xfce Terminal」で「sudo su -l」して「gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false」を実行します。
平成28年05月26日(木) 追記
  ↓(下も参照ください)
 dconf-editor で vino の 「No supported authentication methods」を解決した。
ここで、メニュー -> 実行 -> /usr/lib/vino/vino-server restart とし vino を再起動します。

  ↑
再度接続してみます。

  ↑
パスワード要求に vino で設定したパスワードを入力したら見事に接続できました。
←こんな感じ!

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